改めて実感した。全ての信頼関係の基本は「ギブ&テイク」から成り立っている
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最終更新日:2014/04/20
自己管理
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本当に困ったときに損得なしで助けてくれる人は、何人いるでしょうか。
先日私は仕事の中で本当に困った事態に直面しました。
その中で様々な人からフォローをいただき何とか乗り越えることが出来ました。
その時改めて実感したギブ&テイクの重要性について書きたいと思います。
「ギブ&テイク」の関係
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ギブ&テイクという言葉があります。
ギブ(give)があるからテイク(take)がある。
自分から相手に利益を与え、その代わりに自分も相手から利益を得るということ。
与えるだけではなく受け取る。与えてばかり、もしくは受け取ってばかりでは健全な関係は継続できません。
私は仕事、プライベート問わず常にこのギブ&テイクを意識しています。
例えば私が困っているときに相手が自らの損を覚悟で手を差し伸べてくれたとします。
しかし一度や二度ならまだしも助けてもらってばかりでこちらから与えることがなければ「これだけ助けてあげているのに、あなたは私が困っているときには助けてくれないのですね」となってしまいます。
受けた恩は必ず返す。それはどんな些細なことでも、です。
私はいつもそう考え行動しています。
大切なことを改めて実感した日
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私が最近直面した実例をひとつ挙げてみます。
私の指示ミスで本来作ろうとしたものと間違った商品が出来上がってしまった。しかしもう一度作り直していては間違いなく納期が間に合いませんでした。
そこで生産をお願いしている中国の仕入先社長に電話で相談したところ、「ちょっと待っとれ」と電話を切った後30分後電話がかかってきて「納期通りに作り直すよ」と言ってくれました。
この時仕入先社長は工場へ追加料金を払い、また様々な手を使い生産ラインに作り直し商品を組み込み、納期通り上がる段取りを組んでくれました。私のために本来使わなくてよかった経費と、背景づくりという手間をかけてくれていたのです。
私はこの恩に対しどう返したか。
答えは一つ。その後のオーダー量を大きく増やしました。相手は私のためにとやってくれていたことですが、商売をしている以上一番わかりやすい形は取引額の増加でした。
私としても本当に困った時に、お金の損得関係無くここまで動いてくれるという信頼が出来ましたのでこのトラブルをきっかけにお互いに良好な関係が築けたといえます。
また、営業をやっていた時もいつも相手の無理難題を対応しているからこそ、こちらが売上げや在庫などで本当に困ったときに「いつも無理聞いてくれているからね」と手を差し伸べてくれたことも多々ありました。
これがいつも相手が困っているときに邪険に扱い、こちらが困ったときだけ助けを求めても見向きもしてくれません。
これは仕入先でも販売先でも社内でも、またはプライベートでもどこでも同じことが言えます。
全ての信頼関係の基本はこのギブ&テイクから成り立っているのだなと再認識できました。
おわりに
周りを見ていてもギブ&テイクが出来ていない人はたくさんいます。
そういう人は本当に自分が困ったときに助けてくれる人がどれだけいるのでしょうか。
意識するのではなく常日頃から自然とギブ&テイクを実行し信頼関係を築いていくことで人脈の幅を広げていきましょう。
- You only live once - nori
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