人は1人では生きていけない~名曲:[A Song for ××」by浜崎あゆみ~

公開日: : 最終更新日:2014/04/20 名曲集

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photo credit: Ant1_G via photopin cc

 

高校生の時です。

当時私は極度な人見知りでした。

高校に入学して友達もできず、当時はとても憂鬱な日々が続いていました。

 

その時にこの曲に出会いました。

浜崎あゆみの「A Song for ××」です。

当時、浜崎あゆみはその時代の象徴となる歌手でした。

ある時テレビで流れたこの曲により、私は大きな勇気を得ることができました。

 

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私は今どこにいるのか。何も見えなかった。

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photo credit: Photosightfaces via photopin cc

 

生きながら死んでいる感じ。

当時私はそう感じていました。

 

居場所がなかった 見つからなかった

未来にも期待出来るか分からずに

 

世間には、私はいてもいなくてもどちらでもいい。

そこにいながら、そこにはいない。そんな存在だと思い込んでいました。

今思えばちっぽけな悩みですが、当時の自分にはそれが全てでした。

 

このまま消えて無くなりたい。

 

そんな思考をめぐらせる日々が続きました。

 

他人を信じることが出来なかった。

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photo credit: i k o via photopin cc

 

そんな私にも、時には話しかけてくれる人間もいました。

しかし当時の私は、ある種の人間不信となっていました。

 

人を信じる事って いつか裏切られ

はねつけられる事と同じと思っていたよ

あの頃そんな力どこにもなかった

きっと 色んなこと知り過ぎてた

 

少し仲良くなっては、「本当にこいつは信じられる人間なのか」とか「今は仲良いふりをしながら後で陰口を言っているのではないか」というような負の思考が頭をよぎるようになっていました。

なぜこのような思考に至ってしまったのか。

それは今でもよく分かりませんが、人間ネガティブな感情に陥るとすべての思考がネガティブになってしまうからではないかと思います。

 

人は一人では生きていけない。

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photo credit: Photosightfaces via photopin cc

 

一人きりで生まれて 一人きりで生きて行く

きっとそんな毎日が当り前と思ってた

 

一番救われたのはこの最後のフレーズ。

「きっとそんな毎日が当たり前だと思ってた」

 

…。

「思ってた」。

 

最後は過去形となっています。

一人きりで生きていく。

ネガティブな思考が行き着いた先はまさにここでした。しかし、この歌詞では最後に過去形となっています。

ここで私は一つの勇気をもらうことが出来ました。

 

どこにも居場所が無く、人も信じられず、一人で生きてゆく

 

そう結論を出したはずの自分に、最後に与えられた希望

それでも前に進むことはできるのだという。

このフレーズにより私の思考は今までのものと逆転しました。

人は一人では生きて行けない。当時幼いながら私はそう結論付けました。それ以来私は実際の行動も変わったのでしょう。

すぐにではありませんが、少しずつ他人を信じるようになり心を開いてきました。

 

自分は人見知りだというのは、ただの自分に対する言い訳でした。

人見知りだから友達ができない、のではなく自分が他人に心を開いていないから相手も心を開いてくれない。

 

この曲に出会うことにより、私は大切なことに気付くことが出来ました。

 

 - You only live once -  nori


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    名前:nori

    愛知県名古屋市在住。29歳、既婚、息子が1人。

    アパレルメーカーにてMD(マーチャンダイザー)として、商品企画・営業活動を行っています。

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