本気で組織の歯車となってみるといろんなことが見えてきた
公開日:
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最終更新日:2014/03/26
自己管理
組織の中で何かをするときには、必ずチームとなって仕事をすることになります。
しかしチームの中で先陣を切って切り込んでいく時には、しばしば周りに対して傲慢になってしまうことも少なくありません。
photo credit: Sharon Mollerus via photopin cc
≪ 自らの力の限界を知る ≫
チームのメンバーをあたかも自分のツールのように考えてしまうと、どうしても思い通りに動かないメンバーが出てくるとイラつき時には感情的にぶつかってしまいます。
また、メンバーの意見や指摘を軽視して軽く受け流していく結果、組織の中で最も失ってはならない「信用」を失ってしまうことになります。
一度失った「信用」は簡単に取り戻すことができません。
失う前の信用が強ければ強いほど、です。
そして、傲慢に仕事を進めている人ほどプライドが高く、周りが離れていくほど自分ではなく周りを攻めてしまいます。
「自分は悪くない」
「自分の思ったように動かないまわりの連中が悪いのだ」
と。
そのことにより、より一層孤立していく結果となってしまいます。
そして信頼を失うことによりようやく気付くことは「自分の力の限界」です。
自分一人の力では何もできていなかった、と。
≪ちっぽけな自分という存在を自覚しチームとしての力を再認識する≫
これまででようやく過信していた自分の力と、周りの人間のありがたみに気付くことができました。
それでは自分は、チームの中でどう動くべきでしょうか。
よく「サラリーマンは組織の歯車」という例えを使います。
どちらかというと否定的な意味で使用することが多いと思いますが、まさにこの「歯車」になるということが大きな力となるカギになるのです。
まずは、自分という存在がチームの中でどのような存在となるのか自覚しましょう。
全ての歯車に力を伝える動力となるのか
それとも歯車が潤滑に回るための潤滑油となるのか
自分と周りとの関係性をしっかりと認識することが重要です。
そして役割を認識できたら、その役割を全力で全うする。
どれか1つでも歯車がかけては力を発揮できません。
一つの歯車が動き出すことにりその力が次から次に連動して伝わり、そして最後には全体が動く。
これこそが、真の意味の「歯車」です。
自分が動いても周りが連動して動かなければ空回りしているということで、歯車にすらなっていません。
すべてのピースが合わさり滞ることなく潤滑に動くことにより、個人としては決して出すことのできない大きな力を発揮することができるのです。
- You only live once - nori
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